営業戦略

営業組織の作り方|組織形態・役割分担・立ち上げと強化の手順

営業組織の作り方|組織形態・役割分担・立ち上げと強化の手順

営業組織を強くするには、人を増やす前に役割・引き継ぎ・判断基準を整えることが重要です。一気通貫型と分業型の違い、立ち上げ手順、指標と育成の設計を解説します。

この記事の目次
  1. 営業組織が担う役割
  2. 組織形態を選ぶ比較表
  3. 立ち上げの手順
  4. インサイドセールスとの引き継ぎ設計
  5. 指標・育成・拡大の判断
  6. よくある質問
01

営業組織が担う役割

営業組織は、顧客との接点づくりから提案・契約・継続支援までを連携して進める体制です。人数や肩書だけでなく、誰がどの判断を行い、何を次の担当者へ渡すかまで決める必要があります。

機能主な役割
戦略・管理対象・価値・目標・優先順位を決める
接点づくり新規開拓や問い合わせへの対応
商談・提案課題確認・条件整理・契約支援
継続支援導入・活用・更新の支援
運用基盤情報管理・資料・教育の整備

少人数で複数機能を兼務しても構いません。兼務の場合も役割を言葉にしておくと、対応漏れや属人化を見つけやすくなります。

02

組織形態を選ぶ比較表

形態向いている条件気を付けること
一気通貫型顧客数が少なく個別理解が重要担当者不在時の引き継ぎ
機能別の分業型接点数が多く工程ごとに専門性が必要引き継ぎの基準と情報
商材・業界別領域ごとに知識や提案が異なる資料や顧客情報の分断
地域・顧客別訪問範囲や顧客特性が異なる担当境界と重複接触

分業は必ずしも正解ではありません。問い合わせが少ない段階で役割を細かく分けると、引き継ぎの負担が増えます。顧客数、商談期間、専門性、稼働量を確認して選びます。

03

立ち上げの手順

役割と運用を小さく検証
  1. STEP 01決める対象顧客と提供価値を定義
  2. STEP 02分ける必要業務と担当を整理
  3. STEP 03試す少数案件で引き継ぎを検証
  4. STEP 04整える指標・育成・増員条件を見直す

最初から完成した組織図を作るより、商談がどこで止まるかを確認します。接点不足なら新規開拓、提案の遅れなら商談対応というように、実際の不足機能へリソースを配分しましょう。

04

インサイドセールスとの引き継ぎ設計

項目共有する内容
顧客の課題本人から確認した内容と仮説
相談の目的商談で何を決めたいか
関係者参加者の役割と未確認の権限
検討条件時期・必要機能・予算の確認状況
次の担当引き受ける人と予定
戻し先保留・対象外の場合の扱い

アポを渡して終わりにすると、引き継いだ後の質が分かりません。商談後の結果を共有し、インサイドセールスが次の接触や情報提供に生かせるようにします。

あわせて読む:インサイドセールスの立ち上げ

05

指標・育成・拡大の判断

課題見直すこと
成果が担当者に偏る会話・提案・判断基準を共有して練習
アポは増えたが受注しない対象条件と商談の引き継ぎを確認
入力や会議が多い意思決定に使わない項目を減らす
人を増やしても改善しない不足する工程と教育体制を確認

評価は件数だけでなく、対象適合・顧客対応・チームへの情報共有も考慮します。採用や外注を決める前に、必要な工数と担当範囲、成果を確認する方法を整理しておきましょう。

あわせて読む:営業教育の設計

あわせて読む:営業リソース不足への対応

06

よくある質問

一人でも組織設計は必要ですか?

必要です。兼務する役割と対応の優先順位を整理すると、増員や外注の判断に使えます。

分業すれば営業効率は上がりますか?

工程ごとの件数と専門性に合っている場合に検討できます。引き継ぎの負担が増えるケースもあります。

外部人材を使う場合の注意点は?

自社に残す判断と依頼する業務を分け、窓口・情報共有・評価の方法を決めます。

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この記事の発行元
株式会社リベラルハーツ

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