【2025.6月】展示会営業に強い営業代行会社おすすめ6選を比較!費用感・メリットを徹底解説

最終更新日:2025.06.02
展示会は、新規顧客の獲得や商談の創出、ブランド認知の向上に直結する貴重な営業機会です。しかし「出展しただけで終わってしまった」「名刺は集まったが案件化につながらない」といった課題を感じたことはないでしょうか。
こうした悩みを解決する手段として注目されているのが、展示会営業に特化した営業代行サービスです。専門知識と豊富な現場経験を持つプロに依頼することで、リード獲得から商談化、さらには受注までの確度を大幅に高めることが可能になります。
本記事では、展示会営業に強みを持つおすすめの営業代行会社6社を厳選紹介。各社の特徴、費用感、対応範囲を比較しながら、代行を導入するメリットや選び方まで徹底的に解説します。
目次
展示会営業に強い営業代行会社おすすめ6選
展示会営業を成功させるためには、戦略的な準備と当日の対応、さらにアフターフォローまで一貫した体制が不可欠です。しかし、自社だけで全てをカバーするのは難しく、多くの企業が営業代行会社の力を借りて成果を上げています。
ここでは、展示会営業に特化したノウハウや実績を持つ信頼性の高い営業代行会社を6社厳選してご紹介します。自社の課題や目標に合ったパートナー選びの参考にしてください。
1-1.株式会社リベラルハーツ
株式会社リベラルハーツは、証券会社にてトップ1%の実績を残したセールスパーソンにより設立された会社で、営業戦略の立案から営業代行までワンストップで実施できる営業支援会社になります。
展示会においては、ブース来訪者へのアプローチから商談化に向けたトーク設計、名刺の優先順位付けやフォロー体制の設計まで、営業成果に直結する総合的な支援を提供し、営業戦略の立案から事後のインサイドセールス連携まで、展示会の効果を最大化するワンストップ体制を構築可能です。
SaaSや人材業界、製造業、建設業まで幅広いBtoB業界での支援実績が豊富で、展示会施策の費用対効果を最大化したいと考えている企業様におすすめの会社となっております。
また、現在は展示会当日の営業支援において、証券会社出身の役員メンバーを直接アサインできるため、他の展示会支援会社と比較しても成果を最大化できる可能性が高い事も特徴となっております。
1-2.セレブリックス

株式会社セレブリックスは、累計1,300社・12,600サービス以上の支援実績を誇る営業代行会社となっております。
展示会営業においては、事前の営業戦略設計やアポイント取得、当日のブース対応、名刺獲得、ヒアリング、そして終了後のフォローアップ・商談化まで、一連のプロセスを包括的に支援しています。
正社員を中心とした営業チームが現場の前線に立ち、質の高い接客・営業力を武器に、成果に直結する営業活動を提供しています。
1-3.日本営業代行株式会社

出典:日本営業代行株式会社
日本営業代行株式会社は、全国対応の営業代行会社で、展示会営業においても豊富な実績を持っています。
同社は、展示会当日のブース対応から名刺獲得、製品・サービスの説明、終了後のフォローアップまで、一連の営業活動を代行するサービスを提供しています。特に、遠方からの出展時における交通費・宿泊費の削減や、急な人員不足への対応など、柔軟なサポート体制が特徴です。
1-4.株式会社すけっと

出典:株式会社すけっと
株式会社すけっとは、展示会の企画・営業・運営をはじめ、セールスマーケティングや人材採用支援など、幅広い営業支援サービスを提供する企業です。
展示会営業代行においては、事前の戦略立案から当日のブース対応、終了後のフォローアップまで、一貫したサポートを行っています。また、展示会の承継・売買支援サービス「イベント・展示会承継.com」を運営し、イベントの継続や再構築を支援しています。
1-5.大阪営業代行株式会社

出典:大阪営業代行株式会社
大阪営業代行株式会社は、大阪を拠点に関西エリアを中心とした営業支援サービスを展開する営業代行会社です。展示会営業においては、1日単位からのスポット対応が可能で、当日のブース接客や名刺獲得、サービス説明、会期後のフォローアップまでを柔軟に代行。経験豊富な30代〜50代の営業スタッフが現場対応にあたるため、現場での応対品質も安定しています。
地場密着型の営業に強く、短期的な応援から継続支援まで幅広いニーズに応える体制を整えており、特に「人手不足」「遠方出展」などに悩む企業にとって有力な選択肢となります。
1-6.株式会社シーエスエム

出典:株式会社シーエスエム
株式会社シーエスエムは、群馬県高崎市に本社を構える総合アウトソーシング企業で、展示会後のリードフォローに特化した「イベントフォロー代行サービス」を提供しています。展示会やセミナーで収集した名刺やアンケートのデータ化から、フォローコール、CRM/SFAへのデータ登録までを一括で代行。特に、営業・インサイドセールス・マーケティング担当者と連携し、来場者への迅速かつ的確なアプローチを実現します。
展示会営業を成功させるには代行活用が効果的

展示会営業の目的と効果
展示会営業の主な目的は、効率的なリード獲得と商談創出にあります。見込み客と直接対話できる場として、短期間で多くの接点を持てる点が最大の強みです。自社の商品・サービスに関心のある層が集まるため、ターゲット精度が高く、商談化の確度も向上します。
また、展示会は名刺交換やアンケート収集を通じて、データマーケティングの基盤にもなり、BtoB企業にとっては、限られた時間で確度の高い営業活動ができる重要なチャネルです。
社内対応との違いと代行の強み
自社社員のみで展示会営業を担う場合、通常業務と兼任になるケースも多く、対応が属人化しやすい傾向にあります。また、営業スキルや業界知識が十分でない場合、チャンスを逃してしまうこともあります。
営業代行を活用することで、展示会に最適化された営業スキルやトークスクリプトを持った専門人材が対応できるため、短期間で質の高い成果が期待できます。外部のリソースを活用することで、ブース全体の接客力を底上げし、機会損失を最小限に抑えることが可能です。
活用シーン別の代行メリット
営業代行は、様々な場面で柔軟に活用できます。たとえば、遠方の展示会に出展する際の人的リソース不足、急なキャンセルによる穴埋め、繁忙期の一時的な戦力補強など、状況に応じて最適な体制を構築できます。
また、来場者対応だけでなく、事後のフォローコールやリード整理まで一貫して依頼できる企業も多く、展示会全体の運営効率が大幅に向上します。部分的なアウトソースから、全面的な代行まで、ニーズに応じた柔軟な導入が可能です。
展示会営業でよくある課題と失敗パターン
展示会は多くのリードが集まる場である一方で、十分な成果が得られない企業も少なくありません。その多くは準備不足や対応の属人化、事後フォローの不徹底といった基本的なミスに起因しています。
ここでは、よく見られる3つの失敗パターンを整理し、代行活用によってどのように改善できるかの視点を持つきっかけとします。
1.ターゲット不明瞭による無駄打ち
展示会でありがちな失敗が、ターゲットの設定が曖昧なまま出展してしまうケースです。来場者全員に対して同じ対応をしてしまうと、限られた時間や人手を非効率に使ってしまい、見込みの高いリードを取りこぼす恐れがあります。
営業代行を活用することで、事前にトークスクリプトやペルソナを設定し、ターゲットに合った接客や案内を徹底することで、商談化率の高いリード獲得が可能になります。
2.当日の対応力・提案力の不足
展示会当日は短時間で的確に自社の魅力を伝え、相手のニーズを引き出すスキルが求められます。しかし、担当者が準備不足だったり、経験が浅かったりすると、せっかくの来場者を商談につなげることができません。
営業代行会社は展示会特有の動線管理や話法に精通しており、来場者の滞在時間が短くても的確なヒアリングと訴求が可能です。提案型営業ができる人材を起用することで、成果に直結します。

3.展示会後のフォローが弱いケース
展示会後の対応が疎かになると、せっかく集めた名刺やリードが「放置された名簿」になってしまいます。フォローの遅れや不在着信のまま放置することで、商談化の機会を逃すことも少なくありません。
営業代行では、展示会終了直後のスピーディな架電や、CRMへの登録・リスト精査、インサイドセールスとの連携による継続的なアプローチが可能です。展示会の価値を最大化するには、事後フォロー体制の強化が欠かせません。
展示会営業代行会社の選び方
展示会営業を成功に導くには、代行会社選びが非常に重要です。ただ営業人員を補うだけでなく、自社の商材やターゲット層に最適な対応ができるパートナーかどうかを見極める必要があります。
ここでは、展示会営業代行会社を選ぶ際に確認すべき3つのポイントを紹介します。
1.業界・商材との相性を見る
代行会社を選ぶ際は、まず自社の業界や商材と相性が良いかを確認することが重要です。BtoB向けの無形商材、SaaS、人材サービスなどは、一定の知識と提案力が求められるため、過去に同様の商材を扱った経験があるかを確認しましょう。
また、展示会の形式によっても提案スタイルが異なるため、過去の実績や支援事例をチェックすることで、適切なパートナー選定が可能になります。
2.実績・得意分野の明示性を確認する
代行会社によって得意とする領域は異なります。展示会営業の支援実績が豊富かどうか、対応した企業の規模や業種は自社と近いかを確認することで、期待値とのギャップを防げます。
また、商談化率やフォロー率といった成果指標を数値で提示している会社は信頼性が高く、定量的に評価しやすくなります。具体的な実績が明示されている企業を選ぶことが、失敗のリスクを避ける第一歩です。
3.当日運営から事後フォローまでの範囲を比較する
展示会営業代行の中には、当日のブース対応だけでなく、事前準備やリード管理、アポイント取得、フォローコールまで含めた一気通貫型のサービスを提供している会社もあります。
単発的な対応ではなく、成果につながる導線全体を設計してくれるパートナーを選ぶことで、展示会後の商談化率を大きく高められます。どこまでを任せられるのか、対応範囲を必ず確認しましょう。

展示会営業代行の費用相場と契約形態

1.費用形態の種類(固定・成果報酬・複合)
展示会営業代行の費用体系には主に3つのパターンがあります。最も一般的なのが「固定報酬型」で、1日単位または月額で一定の金額を支払う形式です。成果が安定して期待できる場合に適しています。
一方「成果報酬型」は、獲得したアポイントや商談件数に応じて費用が発生する仕組みで、成果を重視したい企業に向いています。両者を組み合わせた「複合型」も増えており、一定の固定費を抑えつつ、成果連動で柔軟に設計するケースもあります。
2.契約期間と最低契約単位の考え方
展示会営業代行の契約は、1日単位のスポット契約から、数ヶ月単位の長期契約まで様々です。展示会当日のみの人員確保であれば単発契約で十分ですが、成果を重視する場合は、事前準備から事後フォローまで含めた1~3ヶ月単位の契約が望ましいです。
特にBtoB商材では、フォロー施策の効果が中長期にわたるため、一定期間の継続的な支援を前提に費用を設計すると効果が見込めます。
3.費用対効果を見極めるポイント
費用だけを基準に代行会社を選ぶと、「名刺は取れたが商談にならなかった」といった結果に終わることもあります。費用対効果を正しく評価するには、単なる数値比較ではなく、どれだけ確度の高いリードを獲得できたか、営業活動の質がどうだったかといった「質的成果」にも目を向ける必要があります。
また、アフターフォローの有無や対応体制も含めて、総合的に判断することが失敗を避ける鍵です。
展示会後の商談化率を高める具体的な施策

1.リードの見極めと優先順位付け
展示会で獲得した名刺は、全てが即商談につながるわけではありません。限られたリソースの中で成果を最大化するには、フォローすべきリードを選別し、優先順位をつける必要があります。
具体的には、名刺交換時の会話内容、アンケート回答、来場の目的などから関心度や決裁権の有無を判断します。営業代行を活用すれば、ヒアリング内容を記録し、スコアリングを行い、フォローの精度を高める仕組みを導入することも可能です。
2.展示会直後のスピードフォロー
展示会終了から48時間以内の初回アプローチは、商談化率に大きな影響を与えるとされています。来場者の記憶が鮮明なうちに連絡することで、好印象の維持や温度感の高い対応が可能になります。
営業代行では、終了後すぐにリスト化し、スピード架電やメール送信を実行。反応を見ながらホットリードを抽出し、次のアクションへとつなげていきます。タイミングの早さは、成果の質と量を左右する大きな要因です。
3.インサイドセールスとの連携による受注獲得
初回の接触後、商談につなげるためには、一定の検討期間を伴うフォロー体制が必要です。ここで重要になるのが、インサイドセールスとの連携です。営業代行会社によっては、展示会後のリード管理から継続的なナーチャリング、アポイント取得までを一貫して担う体制を構築可能です。
社内のフィールドセールス部門と役割分担することで、営業リソースを最適化し、無理なく受注に結びつける仕組みを作れます。
展示会営業代行を導入する前に確認すべきこと

1.事前に用意すべき資料や目標設定
営業代行を効果的に活用するためには、事前に伝えるべき情報を整えておく必要があります。具体的には、自社の製品・サービス資料、想定ターゲット像、展示会での目標(名刺獲得枚数・アポ数など)を明確にします。
また、よくある質問や競合情報、差別化ポイントなども資料化しておくと、当日の応対力が向上します。これらの準備が整っているかどうかが、代行の成果を左右する重要な要素です。
2.代行会社との連携体制の構築
展示会当日や事後フォローの品質を高めるには、営業代行会社との連携体制を事前に構築しておくことが重要です。
たとえば、担当者間でのチャットツールの共有、ブース内での役割分担、対応のトーンや話法の確認など、現場での混乱を防ぐための設計が求められます。また、進捗共有の方法や日報・レポートの形式なども擦り合わせておくことで、より高精度な営業活動が可能になります。
3.KPI設計と振り返り方法
展示会営業の成果を正確に評価するためには、事前にKPIを設定しておく必要があります。たとえば、「名刺獲得数」「アポイント件数」「当日商談数」「フォロー対応率」など、複数の指標で定量的に追うことが理想です。
営業代行会社と一緒にKPIを設計することで、目標に対する進捗管理が可能となり、展示会後の振り返りや次回施策への改善にもつながります。成功の可視化は、次の投資判断にも直結します。
まとめ|展示会の成果を最大化するために必要な視点

展示会は、見込み顧客との直接接点を得られる数少ないリアルチャネルであり、その場をいかに活用できるかが営業成果を大きく左右します。しかし、限られた社内リソースだけで企画・運営・フォローまでを完結させるのは現実的に難しく、多くの企業が成果に伸び悩む要因となっています。
そこで有効なのが、展示会営業に特化した営業代行会社の活用です。経験豊富な人材による的確なブース対応、スピーディなリードフォロー、商談化を見据えた一貫支援により、展示会の価値を最大化できます。代行を活用することで、単なる出展にとどまらず、明確な成果へとつなげる体制構築が可能になります。
本記事で紹介した10社は、いずれも展示会営業において強みを持つ実力派ばかりです。自社の業界・目的に合ったパートナーを選び、展示会を次の商談機会に変える一歩を踏み出してください。
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