【2024年最新版】代表的な営業代行会社おすすめ21選を比較!費用感・メリットを徹底解説
最終更新日:2024.11.29
営業代行とは企業に代わり営業活動を代行するサービスで、近年の営業人材不足を背景に依頼が急増しております。
新規リードの獲得・アポイントの獲得・商談受注まで対応範囲は幅広く、必要な時に必要な分だけ営業リソースを拡充できる事が企業にとってのメリットになっています。
しかし、需要の急増と同時に営業代行会社も急増しており、いざ営業代行会社を利用しようと思っても、どの会社に依頼したら良いか少し調べただけではわからなくなってきております。
そこで、本記事では評判が良い営業代行会社のおすすめ21社を比較紹介し、費用相場・メリット、比較するポイントについて徹底解説しておりますので、営業代行会社について知りたい方は是非ご参考にしていただければ幸いです。
また営業代行会社を比較したり現在お探しの方は、この記事を読めばどの営業代行会社が自社に合っているか探す手間を省くことができます。
目次
1-01 株式会社リベラルハーツ
1-02 株式会社アイランドブレイン
1-03 ネオキャリア
1-04 コンフィデンス
1-05 セレブリックス
1-06 soraプロジェクト
1-07 ウェビー
1-08 エンSXセールス
1-09 セイヤク
1-10 ナビパートナーズ
1-11 株式会社プルセントラクション
1-12 カリトルくん
1-13 アンビエント
1-14 株式会社エグゼクティブ
1-15 インプレックスアンドカンパニー
1-16 株式会社ジャパンプ
1-17 株式会社g-wic
1-18 株式会社Surpass
1-19 株式会社アースリンク
1-20 日本営業代行株式会社
1-21 アズ株式会社
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【2024年】代表的な営業代行会社おすすめ20選
営業代行とは、上手に活用すれば、自社のリソースを活用する事なく、外部リソースで新規顧客開拓等の営業活動を委託できるサービスとなります。
しかし、営業代行会社は全国に大量に存在するため、1人で良い代行会社を探すのは苦難の技です。
そこで以下に、代表的なおすすめ営業代行会社21選の比較紹介を行っておりますので、自社に最適な代行会社を探す際の手助けとなれば幸いです。
1-1.株式会社リベラルハーツ
株式会社リベラルハーツは、証券会社にてトップ1%の実績を残したセールスパーソンにより設立された会社で、営業戦略の立案から営業代行までワンストップで実施できる営業支援会社になります。
またワンストップでできるからこそ最短で5営業日で営業稼働まで実施可能な事や、設立メンバーの営業実績保有者がディレクターとして案件に必ず入るため、各案件のKPI達成率は平均で130%と高い数値を残している事が特徴となっております。
支援内容としては、
・事前戦略の立案
・ターゲットリスト作成
・CXOレター
・バイネーム調査
・インサイドセールス
・オンラインセールス
と幅広く行なっており、営業周りの事であれば全て実施可能となっております。
料金体系は月20万円〜・最低契約期間は1ヶ月からと、利用しやすい体系となっており、一度お試しで活用いただいた上で依頼を増やしたりと柔軟にリソース調整が可能な事も特徴です。
一番の強みとしては、インサイドセールスによる受注確度の高い新規リード・アポイント獲得となっておりますので、受注数やアポイント数を増やすために営業代行会社への依頼をお考えの方におすすめとなっております。
1-2.株式会社アイランドブレイン
出典:株式会社アイランドブレイン
現在20周年を迎え、55業種3,500社の営業代行を行なっている営業代行会社で、アポイント一件獲得あたりの成果報酬型を強みとしている会社となっております。
独自の技術教育を受けた専門スタッフがアプローチを実施し、これまでの膨大な営業代行の支援実績から得た知識に対応しているため、幅広い業種でのご支援が可能となっております。
また商談は1件からご依頼可能であり、一件につき18,000円(税別)が成果報酬で発生する形となっているため、リスクを抑えて発注したい企業様・少額で営業代行会社を活用したい企業様におすすめの企業となっております。
1-3.ネオキャリア
出典:株式会社ネオキャリア
ネオキャリアは元々が人材系の会社であるため、人材を多く自社に抱えているため人材の質が良い事が特徴となっております。
支援範囲としては、
・テレアポ代行
・インサイドセールス代行
・商談対応
まで幅広く実施可能なオーダーメイド型の営業代行サービスとなっております。
また情報セキュリティや災害時のBCP対策についても実施しているため、安心して業務を依頼する事が可能です。
料金体系は月額/30万円・最短契約は1ヶ月〜実施可能となっているため、1ヶ月お試しで利用したい企業や、セキュリティ面を重視する企業にとっておすすめのサービスです。
1-4.コンフィデンス
出典:株式会社コンフィデンス
コンフィデンスは1998年から営業代行事業をスタートしたB2B専門の営業代行会社で、業界のパイオニアとして支援実績は1,050社となっております。
サービス内容としては、テレアポ代行・ナーチャリング代行・MA導入コンサルティングまで行なっており、単純にアポイントを獲得するだけではなく、MA導入のコンサルティングも実施可能なため、最適なナーチャリング活動を明確化する事ができます。
また”プロジェクト専任制”を導入しており、1人のプレイヤーが同時にプロジェクトを兼任する事なく、一つのプロジェクトに専任する体制をとることで、成功する仕組みをとっている事が特徴となっております。
1-5.セレブリックス
出典:株式会社セレブリックス
26年・1,300社・12,600サービスの実績のある営業代行会社で、これまでの豊富なデータから成功率の高い営業手法を採択し、リード獲得から受注まで営業のあらゆる面で営業活動を支援する会社です。
サービス内容としては、営業代行事業以外にも、マーケティング支援も展開しておりウェビナー・セミナー等での認知獲得の支援等も実施している会社となります。
特徴としては、同社の営業代行チームは正社員が中心となっており、24年分の営業メソッドを詰め込んだ研修で一定の評価以上を得た社員のみが企業様の支援を行なっている点となっております。
1-6.soraプロジェクト
出典:株式会社soraプロジェクト
同社はテレアポ代行サービスを中心に行う会社となっており、業歴16年、平均アポ率4.6%、総見込み顧客獲得数142,430件と顕著な実績を残している営業代行会社となっております。
特徴としては、自社独自の800万社のリストデータベースを保有している事であり、企業の支援の際には、当該リストの中から有望なリストを抽出し営業支援を行なっています。
料金体系としては、月額30万円〜・期間:3ヶ月契約〜(短期の場合は応相談)となっており、中長期での施策にて成果を出したいと考えている企業様におすすめです。
1-9.セイヤク
出典:セイヤク
本サービスは2800社を超える取引実績を持つウィルオブワーク社が運営するBtoB特化の営業代行サービスで、業界や商材毎に固有の営業課題に合わせた専門チームを構築できる事が特徴となっております。
また人材業界ならではの人材供給力で、エリアや業界を問わず、独自の研修を受けた正社員人材を案件毎に配置できる事を強みとしております。
1-10.ナビパートナーズ
出典:ナビパートナーズ
BtoB専門の営業代行会社で、新規アポイント獲得・商談代行・ルート営業(既存顧客)まで実施する営業代行会社となっております。
料金体系については、成果報酬型・固定報酬方・複合型と3パターン展開しているため、発注の際は企業のニーズに応じて柔軟に料金プランを選べる事が特徴となっております。
1-11.株式会社プルセントラクション
出典:株式会社プルセントラクション
BtoBにおける新規事業に特化した営業代行・マーケティング支援を行なっている会社で、豊富な新規事業支援実績による自社独自のノウハウを生かした戦略設計を行う事が可能です。
またこれまでに新規事業の支援を行なってきたBtoBビジネスのプロフェッショナル人材にて支援を行う事ができるため、新規事業の立ち上げの際に営業代行会社の活用をお考えの方におすすめのサービスとなっております。
1-12.カリトルくん
出典:カリトルくん
カリトルくんは、テレアポ・問い合わせフォーム営業・メール営業などあらゆる手法を駆使して、商談獲得まで伴走可能なサービスです。営業力に加えて、Webマーケティングの知見も兼ね備えた精鋭フリーランスに任せられます。
最大の魅力は、累計400社以上の支援実績を誇るノウハウを保持していることです。経験豊富な担当者に相談できるため、効率的に営業活動を進められるでしょう。
なお、月額定額制なので費用の観点からも相談しやすいです。
1-13.アンビエント
出典:アンビエント
法人向けのテレアポ代行を専門に行う会社で、各業界でのアポイント獲得に長けた専任女性オペレーターをアサインする事が特徴となっております。
事前に会社毎の強みを丁寧にヒアリングしトークマニュアルを作成する事で、アポイントも高確率で獲得する事ができます。
料金体系はコール課金型となっており、1件(3コール)=250円〜となっているため、少額でのご依頼からを考えている方や、大量の質の高いアポイントが欲しいと考えている企業様におすすめです。
1-14.株式会社エグゼクティブ
出典:エグゼクティブ
同社はBtoB企業の新規開拓営業に特化した営業代行会社となっており、アポイント獲得から商談実施まで幅広く営業支援を行なっている会社になります。
また営業代行以外にもデジタルマーケティングも依頼可能となっており、営業+マーケティングの2軸での見込顧客の集客を行える事が強みとなっております。
1-15.インプレックスアンドカンパニー
出典:インプレックスアンドカンパニー
100社を超える営業支援実績を持つ営業代行会社で、NTT西日本やZOOM等の大手企業の支援実績もある会社となっております。
営業コンサルティング・営業代行・営業代理店と営業周りの全プロセスを一気通貫で実施可能なため、営業活動の全てをアウトソーシングしたい方におすすめのサービスです。
1-16.株式会社ジャパンプ
出典:株式会社ジャパンプ
テレアポから訪問営業の代行まで実施可能な営業代行会社であり、実績は300社を超える会社となっております。
特徴としては、1,000時間以上の営業トレーニングを積んだ営業マンが実務を担当する事が出来ることや、これまでの50例を超える新規事業の立ち上げ経験を活かした営業代行活動を行える事を強みとしております。
1-17.株式会社g-wic
出典:株式会社g-wic
同社は女性専門でチームを構成する営業代行会社で、現在500社を超える導入実績のある会社となっております。
女性の持つ傾聴力・コミュニケーション能力を活用した営業支援や、戦略立案〜商談後の効果検証まで実施可能な会社となっているため、営業活動を女性に任せたい企業様におすすめの会社です。
通常の営業支援の他に、展示会での商材提案や名刺交換〜後のフォロー電話まで実施する展示会営業支援を行なっている事が特徴となっております。
1-18.株式会社Surpass
出典:株式会社Surpass
女性のセールスパーソンが法人向けの営業代行を行う事が特徴の営業代行会社で、飛び込み・架電・インサイドセールス・フィールドセールス等の新規開拓を女性が行う事が特徴となっております。
料金形態は固定報酬で実施可能となり、最低契約期間は業務成果にコミットするため3ヶ月となっております。
1-19.株式会社アースリンク
出典:株式会社アースリンク
1,500社以上の導入実績を誇る営業代行会社で、大手Sier・コンサル会社・人材派遣・Web制作会社等の幅広い業種への支援実績のある会社となっております。
料金体系は固定報酬となっており、営業代行の他にもSalesforceの導入支援等も行なっているため、Salesforceの導入も検討されている方におすすめです。
1-20.日本営業代行株式会社
出典:日本営業代行株式会社
アポ取得〜クロージングまで、1日単位からご利用可能な営業代行会社で、30代後半から50代前半の男女の営業エージェントが在籍している会社になります。
料金は1日単位からとなっており、新規開拓営業代行は1人日33,000円〜、月単位契約での新規開拓活動は1人月627,000円〜ご利用可能となっております。
1-21.アズ株式会社
出典:アズ株式会社
営業代行実績1,800社以上の実績を誇る営業代行会社で、テレアポを成果報酬にて行なっている会社となります。
想定アポ率によって成果報酬金額が変動する形となっており、リストアップの代行サービスも行っている会社となります。
営業代行の種類
1.テレアポ代行
テレアポ代行とは、企業の営業に代わり電話による営業活動を行い、リード獲得やアポイント獲得を行う業務です。
リストについては、テレアポ代行会社側で準備可能なパターンとクライアント側で用意するパターンが両方あるため、こちらは企業ごとに確認が必要になります。
2.インサイドセールス代行
インサイドセールスは、電話やメール等の手段を用いて見込み顧客の育成を担う役割のことです。
テレアポとの違いについては、主に活動目的や業務範囲に違いがあります。
テレアポの活動目的がアポ数を量産する事であるのに対して、インサイドセールスは関心度合いの高いアポイントを獲得する事になります。
また活動範囲の部分では、テレアポは主に未接触の新規リストに対する架電を行いアポを獲得するのが業務であるのに対して、インサイドセールスではマーケティングリードに対する架電等も行う事が多く、業務範囲が少し広いとされています。
インサイドセールス代行とは、上記のプロセスを自社社員に代わって代行するサービスになります。
3.フォーム営業代行
フォーム営業とは、企業のHPにある問い合わせフォームやメールアドレス宛に、営業メールを送る営業手法です。
フォーム営業代行とは上記の内容を代行するサービスで、1件あたり10円〜50円程の価格で依頼する事ができます。
リストや文面については、企業によって別途費用等で用意できるパターンもあるので、こちらも企業ごとに聞いてみるのが良いでしょう。
4.手紙営業代行
手紙営業代行とは、主に企業の役職者向けに直接営業内容をかいた手紙を送る営業手法で、こちらを代行するサービスになります。
最近ではCXOレターと呼ばれる事が多く、CXOレターについては以下の記事で紹介しておりますので、気になる方はみていってください。
5.営業コンサルティング
営業コンサルティングとは、営業戦略の立案や営業担当者への研修・教育等を行い営業組織を強化するサービスになります。
こちらはリソースには困ってないけど、営業員の営業力を底上げしたい・強化したいといった企業様が利用する事が多いです。
営業代行を活用するメリット・デメリット
営業代行とは、企業の売上を拡大する重要な活動の一つである営業を代行するサービスですが、こちらにも当然メリットとデメリットがあり、両者を比較することで、営業代行を活用すべきかどうか判断する事が重要です。
1.営業代行を活用するメリット
営業代行を活用するいちばんのメリットはやはり、採用コストをかけずに即戦力の人材を活用する事ができる点です。
現在営業職の採用市場は激化しているため、優秀な営業を採用しようと思うと膨大な費用と時間がかかってしまう事や、採用できたとしても途中で退職してしまったりすることも多いです。
しかし営業代行を活用すれば、営業のプロを採用コストをかけることなく最短1週間程度で活用できるので、採用に比べスピーディに営業リソースを拡充できるのが特徴の一つです。
また、通常の雇用の場合成果が出ないから解雇するという手段は雇用方上できないですが、営業代行を活用する場合は、成果が出ない場合は翌月には解約する事ができるため、固定費のリスクがない事もメリットの一つです。
2.営業代行を活用するデメリット
デメリットは主に2つあり、営業代行会社に依存してしまうリスクがある事や、自社社員と比べると活動内容が不透明になりやすい点が挙げられます。
営業代行で成果が出ている場合、営業代行会社から供給されるアポに依存したりしてしまうケースがあり、そうすると自社の営業員が育ちづらいというデメリットがあります。
そうならないためにも、しっかりと営業方法やノウハウをレクチャーしてくれる営業代行会社を選定し、自社の営業員をちゃんと育成する事が大事です。
また自社の社員と比べると同じオフィス等の空間にいるわけでは無いため、コミュニケーションを取りづらく活動内容が不透明になりやすいと言ったようなデメリットもあります。
それを避けるためにも、定例MTGの機会を週一回は開催してもらえる、日々のコミュニケーションの頻度が高い会社を選定することで、なるべく活動内容やノウハウが分かるようにしておく事が重要です。
営業代行を選ぶ際に比較する3つのポイント
上記ではおすすめの営業代行会社を20社の比較紹介をさせていただきましたが、全てをあらゆる視点で比較するのは困難と言えるでしょう。
そこで以下では実際の選び方について3つの比較するポイントをご紹介させていただきます。
1.実績
2.料金体系
3.対応領域
それでは解説していきます。
1.実績
実績の確認は、営業代行会社の選定に限らず、外部業者に依頼する際は事前に確認しておく必要のある比較ポイントです。
もし類似商材の営業代行実績があれば、その際のアプローチ方法・ターゲット・成果を確認し、その成果が自社においても出せるのか判断する材料の一つとなります。
また類似実績があれば、ない会社に比べて教育する時間も省く事ができるので、成果が出るまでの時間の短縮にもつながります。
2.料金体系
営業代行会社には主に2つの料金体系があり、固定報酬型・成果報酬型があります。
それぞれのメリット・デメリットを比較して自社に最適な報酬体系を選択しましょう。
固定報酬のメリットは、依頼した時間分は必ず稼働し、定例MTG等で営業内容の確認やノウハウを伝える場がある事や、細かいアポイントの定義等を設定し自社の欲しいリードやアポのみを獲得してもらうことができるといった点で、一方のデメリットはうまくいかなかった場合費用が掛け捨てになってしまうといった点です。
また費用相場としては、1人が稼動するにあたり、月額30万円〜100万円が相場となっております。
成果報酬のメリットは、成果が出なかった場合でも費用が発生しないためリスクを抑えて発注できる点で、一方のデメリットは、成果が出た場合の報酬設計が高くなる点や、細かいアポイントの内容の指定ができない事が多いと言った点が挙げられます。
費用相場としては、アポ獲得1件あたり20,000円〜100,000円が現状の相場となっており、アポの定義や難易度によって変動する形となっております。
料金体系を比較する際には、自社の普段の営業成果から推測して、どちらの方がコストパフォーマンスが優れているか把握しておく事が重要です。
3.対応領域
営業代行会社によって対応領域が異なっており、主に以下の5つのサービスがあげられます。
1.テレアポ
2.フォーム・メール営業
3.手紙
3.商談
4.営業コンサルティング
このうちの一部のみを行なっている会社もあれば全て複合的に行なってくれる営業代行会社もあります。
そのため、自社で必要な部分が明確であれば一部の業務プロセスのみを外注するパターンもありですし、明確でない場合は一旦複合的な施策を行なってくれる営業代行会社に相談するのが良いでしょう。
営業代行に依頼する前に確認する事
1.KPIの設定
KPIについては事前に設定しておかないとうまくいかないケースがあるので注意が必要です。
例えば、インサイドセールス代行であればアポイント数の量産が目標なのか、インサイドセールス経由の有効商談数を増やす事がKPIなのかで、戦略と動き方が全く異なってきます。
これを定義しない場合、代行会社側でアポがたくさん取れて良い成果が出たと思ったいても、依頼主側では有効商談数が全く増えないといった認識の齟齬が発生し、プロジェクトが上手くいかない可能性が高まってしまうため、注意が必要です。
2.アポイントの定義について
アポイントにもいくつか種類があり、とにかくアポがたくさん欲しい場合には条件の設定を軽くし、確度の高いアポが欲しい場合は必須ヒアリング項目を定める等のパターンがあります。
これは、企業の商談担当者のリソース状況により決めるケースが多く、リソースに空きが多く、尚且つ顧客の声を吸収していきたいという場合には、定義設定をあえて低く設定し、確度が低くても商談数を増やす事で顧客の声や商談担当者のスキルアップにも繋げられるというメリットがあります。
一方、リソースに余裕がない企業のパターンでは、BANT情報(Budget:予算・Authority:決定権・Needs:需要・Time frame:導入時期)等の必須ヒアリング項目を設定し、確度の高いアポを設定するパターンもあります。
他にも、対象を役職者に限定したり、会社の規模を限定したりと様々な項目を設定することで、確度の高いアポのみに対応する事ができるため、商談担当者が疲弊せずに商談に取り組む事ができます。
こちらも定義を設定しないと架電担当者が希望の動きをする事ができないため、事前に定義をするようにしましょう。
3.納品物に関して
納品物に関しても、営業代行会社ごとに異なるため事前に確認が必要です。
定例MTGはあるか、頻度はどれくらいか、架電データはもらえるか、アポ獲得時の録音データはもらえるか等、気になる事は事前に全て聞いておくつもりで、営業代行会社の話を聞く前にヒアリング事項を準備しておく事が重要です
営業代行を依頼する前に知っておくべき2つの注意点
1.依頼主側が満足する費用対効果について把握し、代行会社に伝える事
費用対効果とは主に、リードCPA(獲得単価)・アポCPA・CAC(顧客獲得コスト)の事です。
例えばアポは1件30,000円以内で、顧客獲得(新規契約)は1件100万円以内の予算で開拓したいと、代行会社側に伝えておく事で、その数値が実現可能なのかヒアリングする事で、達成可能性についてある程度事前に予測する事ができます。
また上記の質問で、達成可能という返答があれば併せて根拠についてもヒアリングしておく事で、感覚的に達成できそうかできなそうか肌感で感じることもできるので、こちらは事前に確認しておきましょう。
2.品質が低い営業代行会社がいる事を知っておく事
営業代行会社は実は上場している会社は少なく、多くが非上場企業であるため、品質がそこまで高くない業者が多いのも事実です。
そのため、選定の際は元々大手企業の出身者が経営陣にいる会社や、ブランド力のある会社、商談が丁寧であった会社、事例等で評判の良い会社を選定し、品質の高い会社を選定する事が重要になります。
営業代行に関するよくあるご質問
1.営業代行会社で成約ベースの成果報酬をやっている会社が少ないのはなぜですか?
A.これは主に2点あり、1点目は代行会社側からみると売上が発生するまでのリードタイムが長いという点と、2点目は固定報酬で受けている案件は稼働時間を担保する事が必須であり、完全成果報酬に比べ固定報酬の案件を必然的に優先する必要があるため、完全成果報酬にリソースを回せないという理由があります。
とはいえ、相対的に好条件を掲示できれば代行会社側も受けてくれるケースがあるので、会社ごとに問い合わせてみると良いでしょう。
2.営業代行会社に依頼してから、大体どれくらいの期間で案件を開始できますか?
A.会社ごとによって異なりますが、契約締結後から最短で1週間〜1ヶ月後に案件開始できるケースが多いです。
多くの場合は10営業日後で設定するケースが多く、日数が必要な理由は、稼働するプレイヤーの人選・商品理解・教育等に準備期間が必要なためです。
〜まとめ〜
本記事では営業代行とは何か、代表的な営業代行会社21社の比較紹介と、比較するポイント・営業代行を活用するメリット、デメリットについて解説させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
人材不足はこれからも日本の課題であり、営業代行は営業分野での人手不足の課題を解決できる一つの手段であり、これからも利用する企業は増えていくと考えています。
ご依頼を考えている企業の抱える課題は様々であるため、自社に合った形で営業代行会社の選定を行う事が大切になります。
営業代行会社もそれぞれメリット・デメリットとなる点が存在するため、会社を選定される際は是非この記事を参考にしてみてください。