top of page

情報システム部門向け営業に強い営業代行会社おすすめ5選を徹底比較!RFP・PoCの決裁構造とセキュリティ投資トリガーを踏まえた攻略法も解説

【2026年最新】情報システム部門向け営業に強い営業代行会社おすすめ5選を徹底比較!RFP・PoCの決裁構造とセキュリティ投資トリガーを踏まえた攻略法も解説

最終更新日:2026.07.28

情報システム部門向け営業に強い営業代行会社とは、セキュリティ製品や社内SaaS、クラウド基盤といったIT商材を、実際に導入を決める情報システム部門やCISO(最高情報セキュリティ責任者)に向けて売り込むための商習慣を理解し、成果を出せるパートナーを指します。情報システム部門を相手にする営業は、他部門向けの営業とは決裁の通り方も予算のつき方もまったく異なり、テレアポで数を追うだけの手法では商談化すら難しいという壁にぶつかりがちです。RFP(提案依頼書)による相見積もりやPoC(概念実証)を経てからでなければ本契約に進まないという商習慣を知らないまま外部委託先を選んでしまい、思うように商談が積み上がらないという声も少なくありません。

本記事では、情報システム部門向け営業に強い営業代行会社のおすすめ5社を比較したうえで、RFP・PoCを経る特有の決裁プロセス、年度予算とサイバーインシデント後の緊急予算という二重の予算トリガー、改正個人情報保護法やインボイス制度対応が生む基幹システム更新需要、ゼロトラスト移行とシャドーIT問題への警戒感、ベンダーロックイン回避志向という5つの切り口から、情報システム部門を攻略するための実務ポイントを整理・解説します。

セキュリティ製品や社内SaaS、インフラ・クラウド基盤といったBtoB商材を情報システム部門向けに展開している企業の営業責任者はもちろん、これから情報システム部門をターゲットにした新規開拓を強化したいIT・SaaSベンダーの経営者にとっても、外部パートナー選定の判断材料となる内容を目指しています。

営業代行 バナー

この記事の監修者

株式会社リベラルハーツ

株式会社リベラルハーツ
​代表取締役 知念政也

▼略歴

​新卒で、大和証券株式会社入社後、営業部署において、

最優秀新人賞〜MVP獲得等の様々な記録を達成。

​その後、総合営業支援会社である株式会社リベラルハーツを創業し、累計200社以上の企業の営業戦略〜実行までを担う。

目次

  • リベラルハーツ

  • セレブリックス

  • エムエム総研 

  • ディグロス

  • ​DORIRU

  • 決裁関与者の多層構造とCISOの位置づけ

  • RFP(提案依頼書)による相見積もり文化 

  • PoC(概念実証)を経てからの本格導入という不文律

  • 年度予算サイクルと稟議のタイミング 

  • サイバー攻撃・インシデント発生後の緊急予算執行

  • サイバーセキュリティ経営ガイドラインが生む予算措置

  • 改正個人情報保護法とデータガバナンス対応 

  • インボイス制度・電子帳簿保存法対応に伴う基幹システム更改

  • 業界別ガイドラインの更新サイクルへの目配り

  • クラウドシフトで加速するゼロトラストアーキテクチャ需要 

  • SaaS乱立が生む「シャドーIT」への懸念 

  • 情シス部門の可視化・統制ニーズをどう営業に翻訳するか

  • マルチベンダー戦略と乗り換えコストへの警戒 

  • 既存基幹システムとのAPI・データ連携検証という高いハードル 

  • 検証工数を軽くする提案設計の工夫

  • PoC同行・技術説明ができるアポイント設計 

  • セキュリティ・コンプライアンス訴求のトークスクリプト設計 

  • 営業代行に委託する際の見極めポイント

情報システム部門向け営業に強い営業代行会社おすすめ5選

ここでは、情報システム部門をターゲットにしたセキュリティ製品・社内SaaS・インフラ商材の営業支援に強みを持つ会社を5社紹介します。それぞれの特徴を比較しながら、自社の商材やターゲット規模に合うパートナーを検討する材料にしてください。

株式会社リベラルハーツ

リベラルハーツ トップページ

リベラルハーツは、証券会社出身のセールスパーソンが設立した営業代行会社で、「営業戦略構築×営業代行」を掲げ、戦略立案から実行までを一気通貫で支援できる点が特徴です。CXOレター代行やアポイント獲得代行、カスタマーサクセス代行など複数のサービスを組み合わせられるため、RFPが出る前段階の情報収集フェーズから、PoCを経た本契約後のカスタマーサクセスまで、情報システム部門特有の長い検討期間を通貫してフォローできる柔軟性が強みです。東証グロース市場上場企業を含む複数のクライアント支援実績を持ち、新規事業立ち上げやスケールフェーズの支援を得意としています。

サービス内容

  • 新規顧客開拓

  • インサイドセールス(電話・メールによるリードや商談機会の獲得)

  • オンラインセールス(Webツールを活用した商談)

  • 営業戦略の設計

  • ターゲットリストの作成

  • バイネーム特定

  • CXOレター(意思決定者への手紙営業)など

特徴

  • 証券会社出身者がディレクターとしてプロジェクトを統括し、案件ごとの質を徹底管理

  • 営業経験3年以上のトップクラスの法人営業スタッフが担当

  • 月額20万円から、1ヶ月単位での利用が可能という柔軟な価格設定

報酬体系

  • 固定報酬型

  • 固定報酬+成果報酬型

株式会社セレブリックス

株式会社セレブリックス.webp

出典:株式会社セレブリックス

 

セレブリックスは1998年設立、25年以上にわたり1,400社・12,700サービスを超える営業支援を手がけてきた、国内最大級の実績を持つ営業代行会社です。IT・通信業界を含む幅広い業種での支援経験を蓄積しており、法人営業のプロセス設計からテレアポ・訪問営業の実行までをワンストップで担える体制を持っています。業種を問わず培ってきた大規模なデータドリブン営業のノウハウを、情報システム部門のように決裁関与者が多い商材にも応用できる懐の深さが、他の専門特化型の代行会社とは異なる強みです。

株式会社エムエム総研

株式会社エムエム総研

​​出典:株式会社エムエム総研

エムエム総研は1999年にコールセンター「TELEMAX」を開設して以来、外資系・日系の大手ITベンダーを中心にBtoBのアウトバウンド営業支援を手がけてきたパイオニア企業で、これまでに1,000社・13,000プロジェクトを超える実績を積み上げています。創業当初から一貫してITベンダーの営業支援に軸足を置いてきたため、情報システム部門やIT担当者への商習慣・トークの勘所を熟知している点が最大の強みです。営業DXコンサルティング事業も展開しており、組織設計から実行支援、SalesTechの選定まで幅広く対応できる体制を持っています。

株式会社ディグロス

ディグロス

出典:株式会社ディグロス


ディグロスは、成果報酬型のテレアポ代行「アポプロ」や商談代行「ディールプロ」、AIテレアポなどをメニューに持つ営業支援会社で、年間3,000件を超えるプロジェクト実績を積み上げ、2025年5月には法人向けテレアポ代行業界の年間アポイント数・プロジェクト数で業界1位を獲得しています。国内外の大学研究機関と連携してセールスデータを数理モデル化するアルゴリズムを開発している点が特徴で、蓄積した営業データを基にアプローチ先を絞り込む設計力は、限られた商談機会の中でRFPの提出先候補に入り込む必要がある情報システム部門向け営業とも相性が良いといえます。

DORIRU株式会社

DORIRU

出典:DORIRU株式会社

DORIRUは、中小企業向けの「DORIRU」と中堅・大手企業向けの「DORIRU BDR」の2サービスを軸に、300アカウントを超える導入実績を持つインサイドセールス・アウトバウンド営業支援会社です。戦略設計からABM戦略の立案、リスト抽出、商談創出までを一気通貫で支援する体制を敷いており、ターゲット企業を絞り込んで段階的にアプローチするABM的な設計は、情報システム部門のように決裁関与者が複数にまたがる大手企業の攻略と相性が良いサービス設計になっています。非効率でアナログになりがちな新規開拓の手法を、テクノロジーと営業ノウハウの両面から変革することを掲げています。

情報システム部門が「発注者」になるIT商材営業の特殊性

ここでは、情報システム部門を相手にするIT商材営業がなぜ他部門向け営業と異なるのか、決裁関与者の広がりとRFP・PoCという二つの商習慣を軸に解説します。

決裁関与者の多層構造とCISOの位置づけ

情報システム部門向けの商談では、現場の情報システム部門長だけでなく、CISO(最高情報セキュリティ責任者)や情報セキュリティ委員会、場合によっては経営層までもが意思決定に関与するという多層構造が一般的です。経済産業省とIPAが2023年に発行した「サイバーセキュリティ経営ガイドラインVer3.0」では、経営者が認識すべき3原則とCISOなど担当幹部に指示すべき重要10項目が示されており、セキュリティ投資の意思決定に経営層が関与することが公式にも位置づけられています。

 

この構造を踏まえずに情報システム部門の担当者一人だけを口説こうとしても、稟議の途中でCISOや経営層への説明を求められて失速してしまうケースが少なくありません。

RFP(提案依頼書)による相見積もり文化

情報システム部門が主導するIT製品・サービスの調達では、現状の課題や要件、概算予算、選考基準などをまとめたRFP(提案依頼書)を複数のベンダーに提示し、相見積もりを取るというプロセスが一般的な商習慣として定着しています。RFPは情報システム部門が現場部門や経営層にヒアリングを行いながら作成するのが標準的な流れとされており、テレアポや飛び込み営業で一気にクロージングを狙うようなスタイルとは相性がよくありません。

 

RFPが発行される前の情報収集段階でいかに接点を持ち、要件定義そのものに影響を与えられるかが、情報システム部門向け営業の勝敗を分けるポイントになります。

PoC(概念実証)を経てからの本格導入という不文律

情報システム部門向けの商談では、RFPを通過した後も、いきなり本契約に進むのではなく、PoC(概念実証)によって自社環境での実現可能性やリスクを検証してから本格導入を判断するという不文律があります。PoCは新たな技術や製品が自社に合致するかを事前に洗い出す工程であり、開発費用や期間、機能面でのミスマッチを本番導入前に発見できるというメリットがある一方、営業側にとっては契約までの検討期間が長期化する要因にもなります。

 

このPoCフェーズに営業代行会社がどこまで技術的に伴走できるかによって、その後の本契約への移行率が大きく変わってきます。

予算執行の二重トリガー構造(年度予算と緊急予算)

ここでは、情報システム部門向け商材の予算がどのようなタイミングで動くのか、通常の年度予算サイクルと、インシデント発生後の緊急予算という二つのトリガーに分けて解説します。

年度予算サイクルと稟議のタイミング

多くの企業では、情報システム部門の投資予算は年度予算編成のタイミングで大枠が決まり、期初にはすでに大型投資の方向性が固まっているケースが一般的です。そのため、期の後半になってから新規のセキュリティ製品や社内SaaSを提案しても、当年度の予算枠がすでに使い切られていて商談が翌年度に持ち越されてしまうことが少なくありません。情報システム部門向け営業では、決裁が下りるタイミングだけでなく、稟議の起案がいつ始まるのかという上流のタイミングを見極めてアプローチを仕掛けることが重要です。

サイバー攻撃・インシデント発生後の緊急予算執行

情報システム部門向け商材には、年度予算とは別に、サイバー攻撃やセキュリティインシデントの発生を受けて緊急に予算が執行されるという特殊なトリガーが存在します。Assuredが2025年12月に従業員1,000名以上の企業のIT・セキュリティ担当者500名を対象に実施した調査では、66.8%が自社への直接的なセキュリティインシデントを経験し、そのうち10%が10億円以上の損失、14.2%が1か月以上の業務停止または重大な支障を経験したと回答しています。自社や取引先でインシデントが発生した直後は、通常の稟議プロセスを飛び越えて緊急に予算が動く数少ないタイミングであり、このトリガーを捉えられるかどうかが商談創出のスピードを左右します。

サイバーセキュリティ経営ガイドラインが生む予算措置

経済産業省は2025年3月に「サイバーセキュリティ産業促進戦略」を公表し、有望なセキュリティ製品・サービスの創出を後押しする政策を打ち出しています。こうした国のガイドラインや戦略が更新されるたびに、企業側でも自社の対策状況を棚卸しし、不足している投資領域に予算を割り当てる動きが生まれます。情報システム部門向け営業では、こうした政策動向を商談のきっかけとして提示できるかどうかが、単なる製品説明にとどまらない提案力の差につながります。

法改正・ガイドラインが生む基幹システム更新需要

ここでは、法改正や制度変更が情報システム部門にどのような基幹システム更新需要を生むのかを、個人情報保護法とインボイス制度・電子帳簿保存法を中心に解説します。

改正個人情報保護法とデータガバナンス対応

改正個人情報保護法は2026年7月17日に公布され、施行は公布の日から起算して2年を超えない範囲内、つまり2028年7月17日までに行われる予定ですが、罰則規定の一部は2027年1月17日に先行して施行されます。課徴金制度の新設や生体認証データの規制強化などが盛り込まれており、企業には個人情報の保有状況の正確な把握や、アクセス制御・ログ管理・暗号化といったITシステム面での対応が求められます。施行までにはまだ時間があるように見えても、システム改修には相応の期間がかかるため、情報システム部門では2026年のうちから基盤整備に着手しておく必要があるという認識が広がりつつあります。

インボイス制度・電子帳簿保存法対応に伴う基幹システム更改

2023年10月に始まったインボイス制度や、電子取引データの電子保存を義務づける電子帳簿保存法への対応は、経理業務だけでなく、請求書発行・会計・販売管理といった基幹システム全体の見直しを迫るきっかけとなってきました。制度対応のためだけに古い基幹システムを部分的に改修すると、かえって運用が複雑化するという課題を抱える企業も多く、これを機に基幹システムそのものをクラウド型に刷新しようという動きにつながるケースがあります。このような制度対応型の商談は、情報システム部門にとって「やらざるを得ない」投資であるため、他の商談に比べて意思決定のスピードが速まりやすいという特徴があります。

業界別ガイドラインの更新サイクルへの目配り

金融業界のFISC安全対策基準や医療業界のガイドラインなど、業界ごとに独自のセキュリティ・システム関連ガイドラインが整備されており、これらが改定されるたびに該当業界の情報システム部門では対応状況の点検と投資判断が発生します。業界横断で同じ商材を展開している場合でも、業界ごとにガイドラインの改定サイクルや重視される論点が異なるため、画一的なトークスクリプトでは響きにくいという課題があります。ターゲットとする業界のガイドライン改定時期をあらかじめ押さえておき、改定のタイミングに合わせてアプローチを仕掛けられる営業代行会社かどうかは、選定時の重要な判断材料になります。

ゼロトラスト移行とシャドーIT問題への警戒感

ここでは、クラウドシフトに伴うゼロトラストアーキテクチャへの移行需要と、SaaS乱立が引き起こす「シャドーIT」への警戒感が、情報システム部門向け営業にどう影響するかを解説します。

クラウドシフトで加速するゼロトラストアーキテクチャ需要

社内外の境界を前提とした従来型のセキュリティ対策では、クラウドサービスの利用拡大やリモートワークの浸透に対応しきれなくなっており、「何も信頼せず常に検証する」ことを前提とするゼロトラストアーキテクチャへの移行が進んでいます。市場調査によれば、ゼロトラストセキュリティの世界市場規模は2025年の447億ドルから2026年には543億ドルへ拡大すると見込まれており、年平均成長率は21%を超える水準です。この成長スピードは、情報システム部門にとってゼロトラスト関連の投資がもはや先進企業だけの取り組みではなく、標準的な検討事項になりつつあることを示しています。

SaaS乱立が生む「シャドーIT」への懸念

各部門が情報システム部門を介さずに独自にSaaSを契約・利用する、いわゆる「シャドーIT」の問題は、クラウドサービスの導入ハードルが下がるにつれて深刻化しています。IBMの2025年のレポートによれば、シャドーAIの利用が多い組織は、少ない組織と比べて侵害1件あたり平均で約67万ドルの追加コストを負担しており、セキュリティ侵害全体の20%がシャドーAIに起因すると報告されています。情報システム部門にとって、こうした可視化されていないIT利用の実態を把握し統制することは喫緊の課題であり、この課題感に寄り添った提案は強い刺さり方をします。

情シス部門の可視化・統制ニーズをどう営業に翻訳するか

シャドーITやシャドーAIへの警戒感が高まっている一方で、情報システム部門の担当者自身が全社のSaaS利用実態を正確に把握できていないというケースも珍しくありません。営業側が「貴社には現状、把握しきれていないSaaS利用がある可能性があります」という切り口で課題を提示できれば、単なる製品紹介よりも強い問題提起として受け止められやすくなります。製品の機能を並べる説明ではなく、情報システム部門がまだ言語化できていない統制上の不安を先回りして示せるかどうかが、商談の初期段階での差別化につながります。

ベンダーロックイン回避志向と既存システム連携検証の重さ

ここでは、情報システム部門に根強いベンダーロックイン回避志向と、既存システムとの連携検証にかかる負担、そして提案側が取るべき工夫について解説します。

マルチベンダー戦略と乗り換えコストへの警戒

情報システム部門には、特定のベンダーに依存しすぎることで、将来的な価格交渉力の低下や乗り換えコストの増大を招く「ベンダーロックイン」への警戒感が根強く存在します。公正取引委員会が官公庁を対象に実施した調査では、既存ベンダーと再契約することになったと回答した割合が98.9%に達しており、いったん特定のベンダーに依存すると抜け出しにくい実態が浮き彫りになっています。新規のベンダーとして情報システム部門にアプローチする際は、この「一度契約したら抜けにくい」という警戒感をどう解きほぐすかが、最初の商談化のハードルになります。

既存基幹システムとのAPI・データ連携検証という高いハードル

新しいセキュリティ製品や社内SaaSを導入する際、情報システム部門が最も慎重になるのが、既存の基幹システムや周辺システムとのAPI連携・データ連携が問題なく機能するかという検証です。連携部分に不具合があると業務全体が止まりかねないため、担当者は機能の魅力よりも「既存環境で本当に動くのか」という点を重視する傾向があります。営業代行会社がこの連携検証の観点を理解せずに機能訴求だけを繰り返すと、情報システム部門の担当者からは現場を分かっていない提案だと受け取られてしまいます。

検証工数を軽くする提案設計の工夫

既存システムとの連携検証は情報システム部門にとって工数負担が大きい作業であるため、あらかじめ主要な基幹システムとの連携実績や、検証を簡易化するためのドキュメント・サンドボックス環境を用意できるかどうかが、提案の説得力を左右します。**検証作業そのものを軽くする材料を先回りして提示できる営業代行会社は、情報システム部門の担当者にとって「工数を増やす相手」ではなく「工数を減らしてくれる相手」として受け入れられやすくなります。**社内での説明資料作成まで支援できる体制があれば、担当者の稟議起案の負担を減らすことにもつながります。

情報システム部門攻略のための営業代行活用ステップ

ここでは、ここまで整理してきた商習慣やトレンドを踏まえ、営業代行会社を実際に活用して情報システム部門攻略を進めるための具体的なステップを解説します。

PoC同行・技術説明ができるアポイント設計

情報システム部門向けの商談では、初回アポイントの時点でどこまで技術的な会話ができるかが、その後PoCまで進めるかどうかを左右します。テレアポでとにかく数を稼ぐ設計ではなく、事前に業界動向やセキュリティトレンドを調べたうえで、技術担当者が同席できる体制を組んでアポイントを設計することが重要です。営業代行会社を選ぶ際は、架電数や獲得件数だけでなく、PoCフェーズまで技術的に伴走できる人員体制を持っているかどうかを必ず確認すべきです。

セキュリティ・コンプライアンス訴求のトークスクリプト設計

情報システム部門やCISOに響くトークは、機能の優位性を並べることよりも、法改正やガイドライン改定、インシデント発生リスクといったコンプライアンス上の必然性を訴求することにあります。改正個人情報保護法への対応状況や、サイバーセキュリティ経営ガイドラインが求める重要10項目への充足度合いを切り口にすることで、担当者自身が社内で説明しやすい材料を提供できます。トークスクリプトは製品資料の転記ではなく、情報システム部門が経営層やCISOに説明する際にそのまま使える構成にしておくことが、稟議のスピードを上げる工夫になります。

営業代行に委託する際の見極めポイント

情報システム部門向け営業を外部委託する際は、固定報酬型・成果報酬型・複合型のいずれの料金体系であっても、それぞれ得意とする商談フェーズや検討期間の長さが異なる点を理解したうえで選ぶ必要があります。固定報酬型は中長期のPoC同行や技術説明まで含めた伴走に向く一方、成果報酬型はアポイント獲得の初速を重視する場面に向くというように、料金体系そのものに優劣があるわけではありません。自社の商材がRFP前の情報収集段階に強みを発揮するのか、PoC以降の技術検証で差がつくのかを見極めたうえで、そのフェーズに強い営業代行会社を選ぶことが遠回りに見えて最も確実な攻略法です。

まとめ:情報システム部門攻略の鍵は、RFP・PoCの商習慣と予算トリガーの理解

本記事では、情報システム部門向け営業に強い営業代行会社のおすすめ5社の特徴を比較してきました。汎用的な営業支援力を持つ会社から、ITベンダー特化のパイオニア、PoC支援まで手がける会社、SaaS企業向けインサイドセールスに強みを持つ会社まで、それぞれ得意とする商談フェーズや業種の幅が異なるため、自社の商材特性に合わせた選定が重要です。

あわせて、情報システム部門が「発注者」になるIT商材営業の特殊性として、CISOを含む多層的な決裁関与者の存在、RFPによる相見積もり文化、PoCを経てからの本格導入という不文律を整理したうえで、年度予算とインシデント後の緊急予算という二重の予算トリガー、改正個人情報保護法やインボイス制度対応が生む基幹システム更新需要、ゼロトラスト移行とシャドーIT問題への警戒感、そしてベンダーロックイン回避志向という切り口から、商談を前に進めるための実務ポイントを解説してきました。これらはいずれも、機能訴求だけでは突破できない、情報システム部門特有の壁だといえます。

リベラルハーツでは、証券会社出身のセールスパーソンが培った営業戦略構築のノウハウと、CXOレター代行やカスタマーサクセス代行といった多様な実行支援メニューを組み合わせ、RFP前の情報収集フェーズから本契約後のフォローまでを一気通貫で支援しています。

セキュリティ製品や社内SaaS、インフラ・クラウド基盤といったIT商材で情報システム部門への新規開拓に課題を感じている方は、まず自社の商材がどの商談フェーズで強みを発揮できるのかを整理したうえで、それに合った営業代行会社を比較検討するところから始めてみてはいかがでしょうか。リベラルハーツでは、戦略設計の段階からの相談も受け付けています。

営業代行 バナー

おすすめ記事

問い合わせ バナー
バナー
1
2
3
4
5
6
7
8
バナー
bottom of page