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営業で押さえる稟議・決裁プロセス|確認項目・提案資料・停滞への対応

営業で押さえる稟議・決裁プロセス|確認項目・提案資料・停滞への対応

担当者が前向きでも、社内承認に必要な情報が足りなければ商談は止まります。稟議と決裁の違い、確認する関係者、資料の構成、進捗管理の方法を解説します。

この記事の目次
  1. 稟議と決裁の違いを理解する
  2. 初期段階で確認する項目
  3. 稟議に使いやすい提案資料を作る
  4. 稟議が止まる理由と次の確認
  5. CRMで判断待ちを見える化する
  6. よくある質問
01

稟議と決裁の違いを理解する

稟議は、提案内容について関係者の確認や承認を得る社内手続きです。決裁は、権限を持つ人が最終的に判断することを指します。組織ごとに手順や権限が異なるため、会社規模だけで決めつけないようにします。

役割主に確認すること営業が支援すること
起案者・推進者導入する理由と社内説明説明に使える資料の整理
利用部門業務に合うか・運用できるか使い方と変更点の確認
専門部門契約・情報管理・購買条件等必要書類と回答の用意
決裁者費用・必要性・リスク・優先度判断材料を簡潔にまとめる
02

初期段階で確認する項目

項目質問例
手順導入を進める場合、どのような確認や承認が必要ですか?
関係者利用部門のほかに相談する部署はありますか?
判断条件社内で重視される比較項目は何ですか?
必要資料起案に必要な資料や書式はありますか?
時期予算や会議の日程で考慮すべきことはありますか?
担当資料の確認や社内調整はどなたが進めますか?

相手が把握していない部分は未確認として残します。顧客の社内規程そのものの提供を求めるのではなく、今回の検討に必要な手続きと条件を、差し支えない範囲で確認します。

03

稟議に使いやすい提案資料を作る

社内承認を支援する流れ
  1. STEP 01手順を知る関係者と判断条件を確認
  2. STEP 02資料を揃える課題・費用・効果・負担を整理
  3. STEP 03懸念に答える不足情報を担当者と確認
  4. STEP 04次を合意提出・確認・契約の予定を決める
項目載せる内容
導入の目的現状の課題と改善したい状態
選択肢自社案・他の方法・現状維持の比較
費用初期・継続・追加費用と対象範囲
期待効果根拠と前提を明記した効果の見込み
運用導入工程、担当、必要な社内作業
リスク懸念事項と対応、未確認の条件

提案書をそのまま転送するだけでなく、社内説明の要点を短くまとめます。試算と実績は分け、見込みを確定した成果として記載しないことが重要です。

04

稟議が止まる理由と次の確認

状態原因の候補確認・支援
起案されない優先度や説明材料が不足導入目的と必要資料を再確認
差し戻し費用・条件・運用面の疑問指摘事項ごとの回答を用意
会議待ち審議日程や予算時期予定日と追加準備を確認
承認後に止まる契約・購買・導入準備残る手続きと担当を確認

「まだですか」と繰り返すより、「追加で必要な情報はありますか」と確認します。推進者の合意なく決裁者へ直接働きかけると、社内調整を難しくする場合があります。

05

CRMで判断待ちを見える化する

情報記録例
現在の状態起案準備・提出済み・追加確認・承認済み
未解決事項回答が必要な質問と担当部門
次回行動営業側と顧客側の担当・期限
予定審議予定と契約・開始の見込み
確認日いつ誰から得た情報か

承認済みと契約締結済みを区別します。稟議を通過しても、契約条件の最終確認や発注手続きが残る場合があるためです。

あわせて読む:営業パイプラインの管理方法

06

よくある質問

決裁者と会えば稟議は不要になりますか?

組織の手順によります。決裁者の意向とは別に、購買・法務・利用部門の確認が必要な場合があります。

稟議書を代わりに作ってよいですか?

顧客の判断と承認の責任は顧客側にあります。営業は資料や記載案を提供し、内容や社内事情は担当者に確認してもらいます。

決裁時期が分からない場合は?

分からない理由と次に確認できるタイミングを整理します。根拠のない締結予定日を設定しないようにします。

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この記事の発行元
株式会社リベラルハーツ

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