新規事業立ち上げに強い営業代行会社おすすめ4選|テストセールス・料金を比較

新規事業を立ち上げたものの、「最初の顧客をどう獲得すればよいかわからない」「代表が営業を兼務している」「アポイントは取れても受注につながらない」。こうした段階で営業代行を選ぶなら、営業人数だけでなく、顧客の反応をもとに売り方を改善できるかを見ることが大切です。
新規事業の営業代行は、ターゲットと訴求の仮説設計、テストセールスの実行、顧客の反応の分析、営業ノウハウの引き継ぎを比較しましょう。売り方を探す段階と、決まった売り方を広げる段階では、必要な支援が異なります。
本記事では、新規事業の営業支援、テストセールス、営業体制の立ち上げに関する情報を公式サイトで確認できる4社を紹介します。主に法人向けサービスの立ち上げを想定し、各社の特徴と、依頼前に確認したいポイントを整理しました。
新規事業立ち上げに強い営業代行会社4社の比較表
| 会社名 | 立ち上げ支援との接点 | 主な支援範囲 | 料金 |
|---|---|---|---|
| リベラルハーツ | 新規事業のテストセールス・商談設定の事例を公開 | 仮説設計・顧客開拓・商談・営業改善 | 月額40万円〜/支援内容に応じて個別見積もり |
| セレブリックス | 新サービスのテストセールスを専用サービスとして提供 | 市場・ターゲット分析、営業実行、検証・レポート | 要問い合わせ |
| セールスギルド | 営業体制の立ち上げから内製化までの支援を案内 | 営業戦略、実働、営業プロセスの整備、内製化支援 | 支援内容・料金は個別相談 |
| Grand Central | 新規商材の営業や営業チーム立ち上げに対応 | 戦略立案・インサイドセールス・商談・営業データ分析 | 支援内容に応じて個別見積もり |
公式情報の確認日:2026年10月4日。対応範囲・契約条件は各社へご確認ください。
おすすめ4社の特徴と新規事業の支援内容
株式会社リベラルハーツ
LH SALES for 新規事業

新規事業向けに、ターゲットの仮説設計からアプローチ、商談、改善までを支援します。アクセスネクステージの公開事例では、新規事業のテストセールスから商談設定までを担当。業界ごとの反応や断られた理由を集計し、営業施策の型づくりを支援した結果、当初目標の2倍以上の成果が報告されています。
大手証券会社でトップ1%の営業実績を持つディレクターが担当し、会社全体で200社以上の支援実績と100名以上の営業人材をもとに体制を設計します。契約期間は1ヶ月から相談可能です。
- 料金
- 月額40万円〜/支援内容に応じて個別見積もり
- 支援範囲
- 仮説設計・顧客開拓・商談・営業改善
- 検討に向く目的
- 初期顧客の開拓から営業の仕組みづくりまで相談したい
誰に何を検証するか、商談まで任せるか、営業活動で得た情報をどの形式で共有するかを事前に決めましょう。
株式会社セレブリックス
テストセールス代行

新サービスの販売を実際に行い、ターゲットや営業手法を検証するテストセールス代行を提供しています。事前の市場・顧客分析から、見込み顧客へのヒアリング、アポイント設定・商談・受注工程の分析までを案内。営業活動で得た知見を、社内の営業チームへ引き継ぐことも重視しています。
- 料金
- 要問い合わせ
- 支援範囲
- 市場・ターゲット分析、営業実行、検証・レポート
- 検討に向く目的
- 拡販前にターゲットや売り方を検証したい
今回検証する仮説、レポートに含まれる情報、社内に引き継ぐ営業手順、必要なチーム規模と期間を確認しましょう。
セールスギルド株式会社
営業の立ち上げ・仕組み化・内製化支援

営業の戦略設計から実働、改善、仕組み化、内製化までを支援する会社です。公式サイトでは、営業人材がいない企業で営業体制を構築した事例も紹介しています。必要な営業工程だけを依頼する形と、全体を設計する形の両方を相談できるため、外部の営業チームを活用しながら自社の営業組織を育てたい企業の候補になります。
- 料金
- 支援内容・料金は個別相談
- 支援範囲
- 営業戦略、実働、営業プロセスの整備、内製化支援
- 検討に向く目的
- 営業活動を立ち上げ、将来は自社で運用したい
営業実務と人材育成の配分、内製化までに残す資料、引き継ぎの条件を確認しましょう。代行とコンサルティングでは見積もりの対象が異なります。
株式会社Grand Central
Sales Development

市場・競合分析と営業戦略の立案から、インサイドセールス、商談、営業データの分析までを提供しています。公式サービスページでは、セールス部隊の立ち上げを支援した事例を掲載。活動で得た顧客の声や施策の検証結果を共有し、営業ノウハウの提供まで扱っています。
- 料金
- 支援内容に応じて個別見積もり
- 支援範囲
- 戦略立案・インサイドセールス・商談・営業データ分析
- 検討に向く目的
- 戦略設計と営業実行を組み合わせて体制を整えたい
初期の需要検証を優先するのか、商談・受注の拡大を優先するのかを伝え、担当体制と評価指標をすり合わせましょう。
新規事業の営業代行で確認したい5つのポイント
1. 「需要の検証」と「営業量の拡大」を分ける
売り先も訴求も定まっていない段階では、決めたリストへ大量に電話するだけでは、うまくいかない理由が残りません。まずは仮説を立て、対象企業の反応から改善する支援が必要です。一方、受注できる顧客像が見えているなら、その条件に合う商談を安定して増やす体制を優先できます。
| 事業の状況 | 優先する支援 | 確認したい成果物 |
|---|---|---|
| 誰が買うか、まだ不明確 | 顧客課題のヒアリング・テストセールス | 業界別の反応、導入の障壁、次に試す仮説 |
| 初期受注はあるが営業が属人的 | トーク・商談手順・追客の整備 | 営業手順、ヒアリング項目、案件管理のルール |
| 売り方は見えているが人手不足 | 商談の創出・提案・追客の実行 | 有効商談数、提案への移行、受注までの進捗 |
2. 近い商材・顧客・営業工程の経験を確認する
「新規事業の実績がある」だけで判断せず、誰に何を売ったのか、どの工程を任されたのかを聞きましょう。低価格のサービスを電話で案内する営業と、大企業の複数部署が関わる提案では、必要な準備や検討期間が違います。会社の実績に加え、実際に担当するチームの経験も確認します。
3. アポイント件数以外の情報が返ってくるか
断られた理由を「興味なし」だけで記録すると、改善につながりにくくなります。「課題がない」「既存手段で解決している」「費用が合わない」「対象部署が違う」「時期が先」など、次の判断に使える粒度で整理できるかを確かめましょう。接触できていない企業まで需要がないと扱わないことも重要です。
4. 自社が決めることと、任せることを整理する
アプローチや商談は外注できても、商品仕様、値引きの可否、導入条件などの判断は自社に残ります。営業代行側が回答できる範囲と、事業責任者へ確認する範囲を決め、回答を待つ間に商談が止まらないようにします。商談後の顧客の声を、開発やサービス改善へ渡す窓口も用意しましょう。
5. 契約後に営業ノウハウが残るか
活動履歴、顧客から聞いた課題、スクリプト、商談資料、継続フォローの予定など、何を共有してもらえるかを契約前に確認します。将来の内製化を考える場合は、資料の納品だけでなく、社内担当者への説明や引き継ぎの時間も見積もりに含めると比較しやすくなります。
戦略を整理する手順は営業戦略の立て方、支援会社の役割の違いは営業コンサルティング会社の比較でも確認できます。
新規事業の営業代行費用は、検証範囲と契約条件で比較する
見積もりは月額だけでなく、調査・準備・営業実行・分析に使う工数をそろえて比べましょう。同じ稼働時間でも、商材理解やターゲット設計を含む場合と、架電だけを行う場合では、残る成果物が異なります。
| 料金体系 | 比較するときの見方 | 事前に決めたいこと |
|---|---|---|
| 固定報酬型 | 設計・検証・改善を含めた稼働範囲 | 月の稼働時間、役割、報告内容、追加費用 |
| 成果報酬型 | 何を成果として計上するか | 対象顧客、商談条件、キャンセルの扱い |
| 固定+成果報酬型 | 固定費に含む業務と成果単価の合計 | 重複課金の有無、月の予算上限、再商談の扱い |
売り方が未確定な段階で、アポイント件数だけを報酬の基準にすると、顧客の反応を詳しく調べる活動が契約に含まれない場合があります。成果報酬を検討する場合も、検証に必要な記録や改善提案まで対応するかを確認してください。
比較に使うのは、合意した条件を満たす商談数
仮に月60万円の支援で商談を20件実施し、そのうち対象条件を満たす商談が12件なら、有効商談1件あたりの費用は5万円です。
60万円 ÷ 12件 = 5万円
計算方法を示す仮定の例です。
ただし、初期のテストセールスでは、この数値だけで判断しません。顧客像が絞れたか、価格への反応がわかったか、次の訴求が決まったかも振り返ります。その後、提案・受注・継続利用へ進んでいるかを確認しましょう。
料金体系の詳細は営業代行の費用・料金相場、指標の設計はインサイドセールスのKPIをご覧ください。
依頼前に準備する情報とテストセールスの進め方
検証結果を次の営業判断に使える形で残す
新規事業では、アポイント獲得だけでなく、誰が何に関心を持ち、どの理由で断ったかが重要な判断材料になります。想定する業界・企業規模・部署ごとに反応を分けて記録してもらいましょう。
反応が弱いときに、対象顧客、訴求、価格、接触方法のすべてを同時に変えると原因を見分けにくくなります。検証期間と変更する項目を決め、小さく試した結果を次の施策へ反映する運用を委託先と共有します。
新規事業だからこそ、決まっていることと、まだ仮説のことを分けて共有します。完成した営業マニュアルがなくても、現状を整理すれば相談を進められます。
- 商材と検証したいことをまとめる:誰のどの課題を解決するのか、提供できる機能・サービス、価格、導入条件を整理します。
- 対象顧客と対象外の条件を決める:業界、企業規模、部署、利用場面を仮置きし、既存顧客や営業を断られた企業の扱いも共有します。
- 仮説を絞って営業を始める:ターゲットと訴求を一度に大きく変えすぎず、何が反応に影響したかを比較できる設計にします。
- 件数と顧客の声を合わせて振り返る:接触数・商談数に加え、導入の障壁や相手が使っている代替手段を確認します。
- 次の検証・拡大・見直しを決める:成果が出た条件に営業を広げるか、提案や商品を変えるかを事業責任者と判断します。
「現時点では、この業界に需要があると考えている」「価格が受け入れられるか確かめたい」「まずは事業責任者が商談し、アポイント獲得を任せたい」。不確かな点を具体的に伝えると、支援範囲を設計しやすくなります。
少数の面談で好意的な反応が得られても、市場全体で売れると判断するのは早計です。回答した担当者に決裁権があるか、実際に費用を払う意思があるか、導入に必要な条件は何かを確認しながら検証を続けましょう。
新規事業の営業代行に関するよくある質問
新規事業の立ち上げ段階から営業代行に依頼できますか?
対応する会社があります。商材が提供できる状態か、顧客の需要を確かめる段階かによって、任せる業務は異なります。現状と検証したいことを共有して相談しましょう。
テストセールスと通常の営業代行は何が違いますか?
テストセールスは、営業活動を通じてターゲットや訴求、導入条件の仮説を検証することに重点を置きます。通常の営業代行でも改善は行いますが、検証項目や成果物を明示して合意することが大切です。
営業資料やリストがなくても依頼できますか?
作成から支援する会社があります。商材情報をどこまで用意するか、資料やリストの作成費用が見積もりに含まれるかを確認してください。
成果報酬型の営業代行でも新規事業を任せられますか?
対応可否は会社や商材によります。アポイントの条件に加え、顧客の反応の記録や仮説の改善が支援に含まれるかを確認しましょう。
営業代行を使えば、新規事業の成功を判断できますか?
営業活動は需要や購入条件を確認する材料になりますが、それだけで成功は判断できません。受注後の利用状況、継続率、提供コスト、利益なども合わせて検証する必要があります。
LH SALES for 新規事業
最初の顧客開拓から、
営業の仕組みづくりまで。
ターゲットや売り方が決まっていない段階からご相談いただけます。事業の状況に合わせて、営業戦略の設計・実行・改善を支援します。
新規事業の営業について無料相談2026年10月4日時点の公式情報をもとに編集。各社の支援内容と、相談時の確認ポイントを分けて整理しています。